HONDA スーパーカブ C125

2017年の東京モーターショーでスーパーカブのコンセプトモデルとして展示されて、

まさか市販はされないだろうと思っていたのに、2018年の9月に販売開始。

いまや、街中でも少しずつ、その姿を見かけるようになった、スーパーカブ C125。

ネットや雑誌でも話題になっていて、11月に開催されたカフェカブ青山のバイクフォーラムでも話のメインになっていたりして、ずっとその存在が気になっていたカブです。

ホンダ ウエルカムプラザ青山へ展示されてる車両を観に行ったりもしました。

そのスーパーカブC125に、先日、知人の方のご厚意で、試乗させて頂く事ができました。

このC125は「初代モデルを彷彿させるこだわりを随所に散りばめる」と同時に「所有する喜びを満たす装備と上質な造りこみ」とカタログで謳われているネオクラシックの最上級スーパーカブです。

 

そのこだわりは、「羽ばたく鳥のイメージのハンドル」や、「青を基調としたボディカラー」、「赤いシート」、「独立レッグシールド」などに継承され、左右に付けられた立体のウイングマークもオールドタイプで表されてます。

 

随所に施されているクロームメッキが上質の輝きを放ち、小さなスイッチやチェーンカバーまでキチンと塗装されていたりします。

この肉厚のラバーが施されたステップやブレーキペダルも大きく高級感があって立派です。

ちなみにタイの人はスッテプを交換する人が多いので交換しやすい様になっている、そんなウワサを聞いたので、ちょっと裏側も覗いてみました。このプラスのボルトを緩めると外せるのかな。しかし、交換するには勿体ない程しっかりしたパーツです。

そして、

アルミキャストホイールとディスクブレーキ。

キャストホイールと言う事は当然タイヤはチューブレス、自分は毎日カブプロで通勤をしていて、やはり一番怖いのはパンク。その不安を軽減してもらえるだけでも羨ましい装備です。

ディスクブレーキも、カブプロのエアクリマフラーを交換してそこそこ走るようになったのですが、ブレーキは従来のドラムのままなので、これもまた、羨ましい装備です。

そして、もう一つ、自分がとても羨ましい装備がこのC125にはついてまして、

それは、シフトインジケーターです。写真はニュートラルの状態のものしか撮ってなかったのですが(汗)内側のデジタル表示の円の中心に(GEARの左側)に数字で今何速に入っているかを表示する機能がついてます。これさえあれば、幻の5速への変速をせずにスムーズに走る事ができます(笑)

 

それ以外にもヘッドライトはもちろんウインカーやテールランプの全灯火器類のLED化や

 

スマートキーの採用など最新の機能も盛り沢山です。標準装備で盗難防止のイモビライザーまで付いてます。

シートごとロックするのでガソリンキャップにキー穴はありません。そもそも挿すキーもないのですが(笑)

シートつけね付近には両サイドにヘルメットを掛けられるフックがあります。シートをかぶせてロックします。

サイドにはちょっとした書類入れがあります。シート下にあるボタンで開閉するので安心です。

キャリアもボディと同一色に塗装されて、とてもオシャレですね。

そして、いよいよ試乗させて頂きます。

まず、またがった時の感じですが、カブプロと比べると少しシートが高く、ハンドルは近くて低く感じました。自分のカブプロがゆったりとしたポジション(先日、バックレスト付のGIVIのリアボックスを付けたので尚更かもしれませんが)とは対照的に、姿勢がかなり立った状態に感じました。一般のカブと比較しても若干ハンドルが低くレーシーな雰囲気です。このポジションは走りだしてみると、前輪のディスクブレーキとの相性がとても良くて、クイックな操作性を感じました。

そして走りのフィーリングは、一言でいうと、かなりトルクフルですね。これは走りだした瞬間にわかるほど特徴的です。安定した力強さをはっきりと感じる事ができました。

これなら混雑した街中でも、頻繁にシフトチェンジしなくても楽に走れそうです。そして、そのシフトチェンジも実にスムーズで心地よいです。マフラーからの低い排気音もとても良い感じです。

比較すると、自分のカブプロ(110㏄)は吸排気を変更して回転数を上げて頑張って走っている感じが良くわかります。

このC125は排気量が大きい事もあるでしょうが、トルクがあって走りに余裕があるので、多分、長距離を走ってもあまり疲れを感じないと思います。ツーリングに行きたくなるカブですね。

さすが、スーパーカブの最高級車、造りも走りも実に上質で快適です。

これだけの機能及び性能だったら、現在の販売価格も決して高くはない、むしろ安いのではないかとさえ思ってしまいました。 どうりで、街中で良く見かけるようになった訳です。

今回スーパーカブの新ジャンルを築く注目の一台をじっくり観る事ができて本当に良かったです。

更にいろんなバリエーションのカブが出てスーパーカブの世界がもっと広がっていったら楽しいだろうなと思いました。

ただ、自分はまだまだ今のカブプロを、ドラムブレーキを鳴らし、パンクにおびえ、たまにギアを幻の5速に入れながら、乗っていこうと思っていますが(笑)