オフ車仕様のスーパーカブとして人気のあったCT110、
その復活として話題になり、
2020年6月、市場に颯爽と登場した
ハンターカブ・CT125。
注文をしても納車まで半年待ちという超人気ぶりで、
なかなか現物にお目に掛かれなかったのですが、
ついに試乗する機会を得る事ができました。
自分のカブ歴は、
はじめが、新型のハンターカブのデザインベースになっているCT110で、
次が今乗っているスーパーカブプロ110(JA07)になります。
CT110のワイルドなイメージが好きで、
カブプロにもアウテックスのアップマフラーを取り付けてスクランブラーの雰囲気を楽しんでいます。
当然、新型のハンターカブ・CT125にも、とても興味があったので、今回、じっくり見させて頂きました。
純正装備のアップマフラーや、
レッグシールドのない無骨なデザインは、
CT110のイメージそのままですね♪
さらにボディカラーの赤(グローイングレッド)もアウトドアぽくて良いけど、
今回乗った、このベージュ(マットフレスコブラウン)のミリタリー感もなかなかカッコイイです。
今後新色でグリーンが用意されているという噂もあるみたいですが、いっその事「迷彩色」とか出たらハマりそうです(笑)
C125がC100を最新の装備で豪華に復活させたように、
(HONDA スーパーカブC125 試乗インプレ)参照
CT125も最新装備満載で登場です。
まずは灯火系、特徴的な四角いウインカーも含めて全てLED。
CT110の薄暗い6Vの灯りが懐かしい(笑)
リアキャリアはさすがカブ、
超大型でガッシリしてます。
キャンプ道具なんかをガンガン積んでも大丈夫そうです。
なんでも、このキャリアの為にフレームまで強化したそうです。
塗装の質もすごくイイです。
前後ディスクブレーキ、前輪はABSで強力なストッピングパワーを得ています。
CT110はほんと止まらなかったので夢のよう(笑)
メーターはモンキーと同じシンプルなモノ、
キルスイッチもちゃんと装備してます。
そして、上に伸びたエアインテーク。
アップマフラーともに、吸排気系を上部に位置したオフロード仕様。
パっと見、少し大柄に見えますが、実際に乗ってみると、これが全然気にならず、快適です。
あくまで自分の今乗っているカブプロ110との比較になってしまいますが、トルクがあるので、ちょっとした坂ならスイスイ走ります。
カブプロなら一段シフトダウンするところをそのままでいけちゃう余裕があります。
ブレーキ性能もドラムのカブプロとは段違いの差、
クイックに安心に制御できるのはやはり凄いです。
ハンドルの幅もあって高いので、
もうカブに乗っている感覚ではなくて、
一段上のオートバイに乗っているようです。
舗装路を少し走っただけですが、
ダートや林道などがやはり楽しそうです。
また、荷物がたくさん詰める大きなキャリアがあるので、
バイクでのキャンプには最高ですね。
アプローチの悪いキャンプ場へも楽々いけますよ。きっと。
ただ、ここまでオートバイとしての完成度が高いと、
原付二種の枠を超えて、
たとえば、PCXみたいに排気量が150ccあるのがあれば、
もっと、行動範囲が広がるのになぁ(高速乗れるし)とか、
クラッチレバーでシフトチェンジ出来たら、
もっとバイクとの一体感がまして、乗りこなすのが楽しめるのになぁ、とか、
いろいろと欲が出て来てしまいます。
そんな事をつらつらと、勝手な妄想とともに、
ハンターカブ・CT125、
楽しませて頂きました♪
ハンターカブの歴史については、こちら本がとても参考になりました。
レビュー記事がありますので、良かったらご覧ください。
*「CT・ハンターカブ大全」読書感想・レビュー
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