当たり前ですが、エンジンがかからない事にはバイクは走りません。
えっ?はい、まだエンジンかかってないんです(汗)
で、しばらく乗ってなかったようなので、真っ先に疑ったのがキャブレターです。
オーバーホールをしようと思ったのですが、この件に関しても、もちろん経験値0です。
そんな中で今回参考にした本が、
伊東 信さんの「イラスト完全版 イトシンのバイク整備テク」です。
イラスト完全版 イトシンのバイク整備テク (講談社+α文庫)
初心者向けのバイク整備の本なのですが、特に原付バイクのメンテナンスについて、やさしい文章とわかりやすいイラストで説明がなされています。
自分がチャレンジしたキャブのオーバーホールに関しても28ページ程に渡って説明があります。
何も知らないまま、この本片手に、なんとか、やってみました。
まずは、オーバーホールをするためには、キャブレターを本体から外さなければいけません。
エアクリボックス側、エンジン側と左右外します。先にエアクリボックスを外してしまうと取るのがラクです。
フュエールチューブとか2本のチューブを抜いて、
上部のスロットルバブルも頭部を緩めて抜きます。
ここら辺の細かい手順も本にはイラストで丁寧に書かれてます。
で、本体から取り外しました。
チョークも外して、次はキャブ本体の分解です。
本体ビスを抜いて、張り付いているパッキンが破れない様に剥がすように開けると、
ギャー!
ガソリンが中で凝り固まってしまってます(汗)
フロート、フロートバルブ、ジェット類をはずして、
ボディやフロートなどの大きい部品は灯油で洗って汚れを落とします。
メインジェットやニードルジエット、スロージェット(パイロットジエット)などのジェット類は、
一旦キャブレタークリーナーにつけおきして、内部の汚れを溶かします。
その後、キャブレタークリーナーを本体、ジェット類全ての穴が貫通するように吹きかけていきます。
一通りの貫通作業でほぼ開通になったのですが、
スロージェットの穴だけが、ふさがったまま貫通できません(汗)
イトシンさんの本では、あくまで最後の手段として細い針金を使う方法が書いてありました。
それで、アクセサリ用の細いワイヤーを百均で買ってきて、
穴にキズがつかないないようにそっと通して貫通させました。
クリーンアップされた各部品を組み上げて、
逆の手順で本体に取り付けていけばキャブレターのオーバーホールは終了です。
えっ、で、エンジンはかかったのかって?
はーい(^O^)/
もちろんです(笑)