木工用ボンドでのサビ落としの2週目です。
1週目はこちら、サビ落とし(木工用ボンド)TLバイアルス・レストアを見て下さい。
先週の土曜日、再度木工用ボンド(セメダイン木工用接着剤 以下木工用ボンド)を塗りたくった、
セメダイン:木工用接着剤 速乾タイプ(180ml/速乾タイプ大) CA-238 04968
この状態からスタートです。

まずは一週間、木工用ボンドが乾くのを待ちます。どうせ週末にしか作業できないですし、気長に。
乾いていく過程は興味があったので、写真撮影だけは毎朝出勤前にワンカットずつ抑えておきました。
まるで小学生の時の観察日記みたいですが(笑)

日曜日・1日目
サイドのボンドが下に溜まってきて、薄っすらと変色してます。

月曜日・2日目
全体的にオレンジ色に変色し始めました。サビを吸い上げている感じが出てきました。

火曜日・3日目
オレンジ色が更に濃く、黒くなって、これはなんか期待できそうです。

水曜日・4日目
どんどん黒色化が進んで、乾燥した部分が飴色に硬化してきました。

木曜日・5日目
ほとんど全体的に真っ黒になって、オレンジの未乾燥部分は一部のみ。

金曜日・6日目
木曜日の未乾燥部分(左上)が多少小さく黒くなりつつあります。

そして土曜日・7日目
いよいよ実行日です。一応こんな感じで乾いたので剥がしていきます。
前回同様このスクレイパーを使います。この道具のおかげで随分助かってます。
ボンドは乾くとかなり硬くなり正直剥がすのには苦労します。
今回実際使ったのは左端の一番細いのがほとんどですが、場所によっては3本あると便利かと思います。

いざ、入刀!

かなり硬化してますが、端の方をめくり上げるようにして剥がし始めます。

ん、なんとなく、赤さびは取れているのかな、という感じで剥がれ始めました。
さらに、どんどん、剥がしていきます。

ボンドが厚くなっていた底の部分は全体的に赤みは取れているのですが、

ボンドが薄くなってしまう両サイドは、やはりかなり赤い部分が目立ちます。

そして、両サイドは地味に剥がすのが大変だったりします。

最終的に全部剥がした状態がこちらです。
実に微妙で、この根深いサビだった、この部品のサビ落としに関して、「木工用ボンドでキレイにサビが落ちました」とはなかなか言いづらいのですが、

剥がしたボンドの残骸を見ると、それなりに頑張ってくれたのかな、とも思います。
赤黒い部分は全て吸い上げたサビですからね。
ただ、じゃ、もう一週やるかというと、もちろん、そんな根性はなく(笑) (ボンドは余ってますが…)
せっかく外したパーツなので、他の方法をいろいろ試して、キレイにしてみたいと思います。
追々ですが(笑)