前回(レストア記録1-1)サビサビだったのを、かろうじて「赤サビ転換防錆剤」で処理をしたマフラーの、今回は塗装をやってみようと思います。
かなり特殊な形状のマフラーでアップタイプにするためにリアサスの内側を通してます。
まん中が窪んだ独特の形状でリアサスのスペースを確保してます。
なんか、ツチノコみたいですね。見たことないけど(笑)
ダウンタイプなら市販のもので性能の良いマフラーが沢山あるのでしょうが、
アップタイプにこだわるなら、これでいくしかなさそうです。
バイク用品店でつらつら見て廻って、塗料は「LAVENの耐熱塗料スプレー」にしました。
選んだ理由は特にないのですが、「つや消しブラック」というのが目についたからでしょうか。
ノーマルぽいイメージを大切にして(笑)
LAVEN(ラベン) 耐熱塗料ブラック 半ツヤ 300ml [HTRC2.1]後でレビューを見てそこそこ評判が良いので安心しました。
誰でも簡単に塗れるそうです。
マフラーを塗装するのも初めてなんで。小学生の頃、タミヤの模型の塗装ならやった事がありますが(笑)
でも、まっ、スプレー吹きかければいいんでしょ、という事でスタート!
そして、どこかに吊るして、乾かして、
こんな感じに仕上がりました。
ただ、耐熱スプレーは塗装後に塗膜を硬化させる為に150℃~200℃で15分以上加熱乾燥させないといけないのですが、
冬ではないので、わざわざストーブ出すのは面倒だし、マフラーで走れば熱くなるから大丈夫だろうと思う事にしてパスしてしまいました。
数か月後、やはり剥げてきました。手を抜いてはいけませんね(汗)
マフラーをはずしたので、次はタンクをはずしてみました。
キャブ車は簡単でいいですよね。ガソリンを止めて、ホースはずして、
TLの場合は前は両脇の丸い留め具、
後ろはシート下の真ん中の強力なゴムのパーツが、タンク後部の突起を挟み込んで固定しているだけなので。
タンクをはずす時は、ゴムパーツのベロをグッと引っ張ってはずすだけです。
シンプルといえばシンプルですが、このゴムパーツがイカレタラおわりというのもこわいです。
タンクをはずすと更にいろいろ見えてきます。
タンク自体の内側や中も気になります。
ですが、まずは走れるようにしたいですよね。
そのためには、そう、クラッチを交換しないといけないです。
交換だけといってもエンジンをいじるのはもちろん初めてですしレベル高いです。(この時点ではもちろんボアアップもしてません)
これから、TLバイアルスには一肌も二肌も脱いでもらわないとね(笑)
レストア記録1-3 クラッチ交換へつづく