カブ特集の35号「所さんのスーパーカブ」が面白かったので
36号も買っちゃいました。
所ジョージの世田谷ベース VOL.36 (NEKO MOOK)
今回のテーマは「スーパーカブ・ラットロッド計画」
つまりボロボロのカブ(CM90)の外装はそのままで、エンジンと足回りをキッチリしようという計画です。
ベースになる車両はホントにボロボロで、シートもレッグシールドもショックもないという完全不動車。
勿論エンジンも完全固着、
そして今回の主役はそのエンジンですね。
この完全固着したエンジンを誰がどのように再生、チューニングしていくのか、
細かい作業工程の流れを多くの写真でみる事ができます。
バルブ、カム、ピストン、シリンダーから腰下へとバラシて、計って、削って、磨いて、そして組み立てて、小さなカットにも細かい説明が入っていて、まさに食い入るように見てしまいます。
そこにはプロの方の作業状況や、いきなりの部品見開きのアップ写真、
あっち、こっちから集めた外装パーツを、切り抜きで紙面に置いてみたりと
カッコイイバイクが形になっていく様が、ガンガン好奇心を刺激しながら展開されていきます。
(ちょと前のページをもう一回、なんて事が簡単にできるのも雑誌ならではですし)
是非紙上で体験して見て下さい。
そして、もう一つの目玉は
スーパーカブをベースにした世界のカスタムマシンとそのビルダーの紹介記事。
日本はもちろん、アメリカ、ヨーロッパ、そしてアジア圏、
ストリート系、チョッパー系、カフェレーサー、サーフ&バイク、オフロードレーサーなど
ワクワクするようなスーパーカブが丁寧に紹介されてます。
特に自分が興味を持ったのが、
「MTBのようにオフを遊びつくせるスーパーカブ」その名も「ダートカブ」
フランスのカスタムバイクショップが作ったもので、デザインも白黒のモノトーンでカッコイイです。
これで林道走りたいです。
ここら辺の幅の広さ、懐の深さがスーパーカブの大きな魅力ですよね。
だって、MDやハンターはもちろんダックス、モンキー、ソロなんかも
メーカーが作ったスーパーカブのカスタムバイクですもんね(笑)
さて、前回の35号の時は表4がJA10だったが妙に気になったのですが
今回はあの江口寿史さんのイラストの女の子が乗った新型カブが出てました。
*このイラストのステッカーを以前「HONDA ウエルカムプラザ青山」へもらいに行った事があります。
本紙の中でも新型は紹介されています。
そしてあのプレミアムカブ、C125も、前回所さんのところでカスタムしたC70とコンセプトが一緒だという事でいろいろ比較をしてました。
しかし、メーカーがモーターショウで発表する前に同じコンセプトでカブをカスタムしてしまうなんて
やっぱり、
すっごいですね~(笑)
所ジョージの世田谷ベース VOL.36 (NEKO MOOK)
カブの本のまとめ記事: