タイヤがツルツルだっただけでなく、実はチェーンもダルダルだったので、タイヤ交換の翌日に、いわゆる3点セット、チェーン、ドライブスプロケット、ドリブンスプロケットの交換をしました。
チェーンは調整をしながら、だましだまし乗っていたのですが、張ってる部分と緩い部分の差があり過ぎてもはや調整が難しい状況になっていたので(この症状はカブに多いんですかね)、遅まきながらの交換作業です。
用意したのはこちらの3点。
チェーンは96コマ、カブプロ(JA07)にぴったりのコマ数、スプロケの丁数を変えなければ、カット不要でそのまま付きます。
D.I.D(大同工業)バイク用チェーン クリップジョイント付属 420D-100RB STEEL(スチール) 二輪 オートバイ用ドライブスプロケ14丁、ドリブンスプロケ30丁は純正の丁数と同じ、現状維持です。
キタコ(KITACO) ドライブスプロケット(15T/420サイズ) NSR50/モンキー(MONKEY)/グロム(GROM)等 530-1010215キタコ(KITACO) ドリブンスプロケット(34T) スーパーカブ50/スーパーカブ110/グロム(GROM) 等 535-1424034
(上記のリンク表記のコマ数、丁数はリンク先のamazonの画面で選択できるようになってます)
これはエアクリ、マフラーを交換して、最高速には十分満足しているのと、登板能力を落としたくないからというのが理由です。
まだマフラー交換前ですが夏のビナースラインでかなり苦労したので。
それでは、早速始めましょう。
まずはチェーンカバーをはずして、ドリブンスプロケの4本のボルトを緩めます。
理由は車輪を外した後だとスプロケがハブに固定されていないので、ボルトが回しずらいからです。
TLでドリブンスプロケを交換した時は、スナップリングで固定されていたので、後輪を外してからとりましたが、カブプロの場合は固定されてないんですね。
ドライブ側はボルト2本で固定されているカバーを外すと、
ドライブスプロケが出てくるので、固定ボルト2本を外してとります。
自分は先にドリブン側のチェーンを外してしまいましたが、スプロケが回ってやりずらい場合は、チェーンをつけた状態でリアブレーキをかけながらボルトを回すといいかもしれません。
カブの場合は通常のミッションと違って、ギアを入れてもスプロケが回ってしまうんですよ。
しかし、かなり汚れてますね。掃除をしながら作業を進めていくと、結構時間がかかります。
さて、リア側に戻って、シャフトを抜いて、後輪をはずします。
あらかじめ緩めておいたので、スプロケのボルトは簡単にはずれました。
新しいスプロケと交換します。
ドライブ側も、もちろん左は旧、右が新ですが、旧の方がかなり肉厚にできていました。
取りあえず、仮止めして、(この状態だと回ってしまってボルトが締められないので)
先にチェーンをつけます。
クリップの向きに(チェーンの進行方向が先の閉じた方)気を付けて、
取り付け完了。
この状態でリアブレーキを踏みながら、身体をシート越しに曲げて、ドライブスプロケのボルトを締めると固定できます。
後はチェーンの張りの調整をすれば完成です。
このチェーンの張りも慣れないと、位置がずれたりして、それなりに大変ですが、自分はイトシンさんの本を参考にしてやってます。
今回はリアのタイヤ交換とチェーン・スプロケの交換をしましたが、やはり、代えると走りが全然ちがいますね。
派手にマフラーやエアクリの交換も楽しいですが、地味に基本メンテの部分もちゃんとやらないと、と改めて思いました。
カブの交換部品はとても安いですからね(笑)
その他のメンテナンス記事については、
こちらをご覧ください。
「カブプロ・消耗品交換メンテナンスまとめ カブメンテナンス」
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