キックペダルを軽く踏み下ろし,
上死点から少しずらした位置を探る。
一度離して、
一気に踏み込み、
点火、
ビッグシングルの鼓動のリズムが
一発一発伝わってくる。
自分が以前乗っていたSRは、400㏄の排気量でありながらセルモーターがなく、
始動はキックのみ。
懐古的なシステムが、とてもノスタルジックな機械という感じがして、カッコ良かったです。
この空冷単気筒のオーソドックスなオートバイのもう一つの大きな魅力がカスタム。
実に様々なバリエーションで楽しめるパーツやショップが溢れていました。
当時のカスタムバイクの雑誌を見ていて、イイなと思うと、大概ベースはSRでした。
自分はキャブの最終仕様を2009年9月から2012年3月まで所有してました。
で、いろいろパーツ付けていく訳でが
バイク仲間の方がいろいろ教えてくれたり、紹介してくれたり、
時には自身が前に付けていたパーツをもう使わないからと譲って頂いたりしました。
本当に有り難かったです。
例えば、乗りやすいようにライポジを決めたいと言うと、
ポッシュのハンドルならあるよとか。
上が純正で下がポッシュです。純正に比べて若干幅広でアップぎみです。
シートはスティンキー製の極上品(右)を安くするよとか。
純正(左)のフニャフニャ感がまったくないシッカリした作りで、シート高も5㎝程ダウン。
ハンドルとこのシートに変更してグッと乗りやすくなりました。
ヘッドライトのレンズは、CIBIE CL1
こちらは以前SRXに付けていたものを多分付くんじゃないかなとか。
バッチリ付いて、前面に盛り上がったデザインがさりげなくカッコいいです。
シムズクラフト社製の「サイドバックサポートバ―」や「フロントキャリヤ」
さらに同社の「ナンバープレートステー」や「リヤウインカー移設ブラケット」でクラシカルな雰囲気を楽しんでました。
ほんとはキャブもFCRとか興味あったのですが、コチラの方は手が出せませんでした。
ましてエンジンなんてとてもとても(汗)
カスタムとは違いますがツーリング用にナビやETCなども付けて
サイドバックもつけました。
デグナーのキャンパスサイドバック
12LでA4サイズが入ります。
背面にPEバックボードが付いているので巻き込み防止のバックサポートバーが必要ないという優れもので、
自分はトリッカーに乗って釣りに行く時にもずっとつけてました。
もちろんツーリングもいろいろ行きましたよ。
当時はまだ中免取り立てのバイク初心者だったので、ショップの企画したツーリングやSR主体のツーリング、教習所のバイクスクールにも積極的に参加してバイク乗りの先輩方に色々教えて頂きました。
荷物をがっつり積んで、キャンプに行ったり、
気ままにソロで走ったりもしました。
自分にとってのSRは初めて乗った本格的なオートバイなので、実に思い出深く、
今でもあのビッグシングルの鼓動感が頭の中で蘇り、懐かしく思う事があります。
そして、なんとSRは、
自分が今まで所有したバイク中で最大の排気量なんですよ(笑)
その他のオートバイの履歴については、
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