「マンガでわかる電気数学」 読書感想・レビュー

電子工作を少しずつやるようになって、電気に関係した本やネットでの記事をいろいろと読むようになったのですが、

それらのモノは、なぜか数式が沢山でてくるんですね。

電気という目に見えないものの性質を端的に表せる便利な表現方法なのだとは思うのですが、

馴染みがない数式は、やはりとっつきにくいものです。

そこで、そんな数式アレルギーを緩和させるために、

「マンガでわかる電気数学」を読んでみることにしました。

マンガでわかる電気数学
これは、前回ご紹介した「マンガでわかる電気」と同じ、オーム社のシリーズの中の一冊で、

「まんがでわかる電気」がとても解りやすかったので購入してみました。

今回の登場人物は、電気系大学に通う数学が苦手な男の子と電気数学が大好きな電力会社のお姉さん、

二人がとあるきっかけで知り合って、電気数学のレッスンが始まります。

構成は、

マンガでの電気数学の二人の会話が中心ですが、より詳しい説明については、そのまま対話形式の文章になって多くの図解と数式とともに説明がされていきます。

内容は、

第1章:電気数学とは?

第2章:方程式・不等式で解ける電気回路(その1、直流回路)

第3章:三角関数とベクトル

第4章:複素数

第5章:方程式・不等式で解ける電気回路(その2、直流回路)

第1章では、まずは、用語、単位、基本回路、オームの法則などの電気での基本的な知識のおさらいや、

交流の説明、電気数学に必要な数学についての概要が記されてます。

第2章は、キルヒホッフの第一法則や第二法則、ホイートストンブリッジ回路などの数式での説明。

第3章からは、さらに突っ込んだ形での交流の解説を三角関数とベクトルを使って、

第4章では、複素数、その性質や計算方法、オイラーの公式や三相交流回路などが出てきます。

第5章は、ふたたび直流回路に戻って、ラジオや力率に関する電気数学の問題です。

こんな感じで、

理系の方で数学をしっかり理解されている方なら、どうという事はないのでしょうが、

自分のように文系で高校の時にほとんど数学を勉強しなかった人間にとっては、

かなりハードルの高い内容です💦

ただ、この本はマンガや図解を沢山使って解りやすくなっているので、

少なくても、見るのもダメみたいな拒絶反応なく読み進める事ができます。

すると、

こんな事は知ってるよ」という所、

忘れかけていたけど思い出した」所、

知らなかったけど理解できそうな」所、

全然わからないけど面白そうな」所、

なんかが見えてくるんですね。

そしたら、そのレベルや興味に合わせて、

他の本やネット、動画なんかで確認していけばいいのかなと思いました。

数学にも少し興味が出てきたし、

数式アレルギーはなんとか緩和できそうです。


マンガでわかる電気数学