「マンガでわかる電気」 読書感想・レビュー

数年前に買った武蔵野電波さんの「ブレッドボーダーズ」という本とそのキットで電子工作を始めました。

回路図に従って、ブレッドボードにLEDや抵抗などの電子部品を挿してるだけなのですが、これが結構面白いんです。

しかし、始めたばかりで、知らない事だらけ、

「ブレッドボーダズ」の本にもいろいろと初心者向けに解説が丁寧に書かれているのですが、

そもそも「電気」というもの自体、良くわかっていないレベルだったので、

なにかわかりやすい本はないかなと、

ネットでうろうろして見つけたのが、

この「マンガでわかる電気」でした。

「マンガでわかる」という事で、グッと敷居を下げてくれるのと、

出版社が電気関係の書籍で有名なオーム社で内容はちゃんとしてるかなとの思いと

Amazonのレビューでも評判が良かったので、購入しました。
マンガでわかる電気

マンガのストーリーは

「エレクトピア」という架空の世界からきた落ちこぼれの女の子が

地球の電気工学の研究員のもとで電気の勉強をするというもので、

絵柄も含めてなんとも微笑ましいです。

構成は、

各章「マンガ」で概要を説明をしてから、

「フォローアップ」としてその章の詳しい説明を多くの図解と共に解説するというスタイルです。

内容は、

第1章:電気って何だろう

第2章:電気回路とはどんなもの

第3章:電気のはたらきを見る

第4章:電気を作るしくみ

第5章:電気を便利に使うための部品

 

第1章では、そもそもの「電気」って何だ、って事で

原子、電子レベルから始まって身の周りの電気の現象の解説で、

ここら辺はマンガでなかったら、自分は軽く読み飛ばしてしまいそうなジャンルですが、

負担なく楽しく読めました。

第2章の電気回路では、「オームの法則」が出てきます。

ブレッドボードで回路を組む時にも出てきた、基本中の基本ですが、

マンガでイメージを掴んで、フォローアップで詳しく説明されているので、

きっちり復習できました。

第3章で出てくる、

電流と磁力線の関係、フレミングの法則からのモーターと発電機のしくみ、

多分学校で習っているのですが、完全に忘れていて、

あらためて知ると、実に面白いです。

第4章は発電所や化学電池の電気をつくる仕組みですが、

とっつきにくい化学的な変化もマンガならなんとか読めるかな。

自分的にはインフラ系が好きなので、各発電所の発電のしくみや、なぜ交流なのか、などがとても興味深かったので、フォーローアップでの詳しい説明が有り難かったです。

第5章は部品の説明の章なので、

ここが一番、「電子工作」とは関連性があるかなと思います。

マンガでは秋葉原の電気街へ買い物に行ったりしますよ。

半導体、ダイオードとトランジスタ、コンバータやインバータ、光センサー、など。

半導体のN型とP型の違いなど、とても勉強になりました。

また、スーパ―カブのカスタムで時々目にする半波整流、全波整流などの解説もあり興味深かったです。

マンガでの導入はとてもわかりやすく、それでいて後半の解説もしっかりしているので、

自分のような電気初心者にはぴったりの本でした。

この本を入口に、興味のある部分をいろいろ発展させていけそうです。

しかし、このシリーズ、人気あるみたいで、他にも沢山出てるんですね♪

マンガでわかる電気

 

この後、「マンガでわかる電気数学」も読んでみました。

感想はこちらをご覧ください。



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