エストレヤのバッテリーが
アガッテしまったので、
交換をしました。
自分のエストレヤは
2年半ほど前に中古で購入した、
98年式シングルシート、
前後ドラムブレーキ仕様の
エストレヤ・カスタムです。
確か最後に乗ったのは、
2019年にエイスケカフェさんで行われた
「エストレヤ ファンミーティング」だったと思います。
その後、
コロナの影響でツーリングを控えていたので、
結果的に全然乗らず放置状態^^;
当然の如くバッテリーはアガり、
セルはおろか、
ニュートラルランプも点かない状態になってしまいました。
で、今回交換用に準備したバッテリーが
こちら、
GS ユアサのYTX9~BSです。
これから寒い季節に向かう時期なので、
信頼の日本製にしました。
(エストレヤにはキックがないし・・・)
充電済みの新品ですが、
メーカーの保管期間等での自己放電で電圧は下がっているので、
取り付け前にフル充電しました。
充電に使ったのは、
デイトナのバイク用バッテーリー充電器。
二輪・12Vバッテリー専用
防水・防滴仕様。
サルフェーション除去。
バッテリーの状況にあわせて
最大5工程の充電をしてくれる優れモノです。
自分は今回バッテリー交換前提の作業だったので使いませんでしたが、
車体にバッテリーを載せたまま充電できる、
「車体接続コード」も付いているので、
今後のバッテリーメンテナンスが楽にできそうです。
充電自体はとても簡単ですね。
本体の電源プラグをコンセントに差し込むと
緑のランプが点灯します。
充電器にクランプ接続コードを繋げて、
バッテリーのプラス端子に赤クランプ、
バッテリーのマイナス端子に黒クランプを接続します。
必ずプラスを接続してからマイナスを接続します。
作業自体は簡単ですが、
バッテリーを扱う場合は
接続の順番がとても大事です。
装着時はプラスからマイナス、
外す時はマイナスからプラス、です。
充電状況はLEDランプの点灯で教えてくれます。
初めに赤ランプがついている時は
サルフェーション除去と75%までの充電で、
次に赤と緑ランプがついて、
ゆっくり満充電まで充電していきます。
最後充電が完了すると赤ランプが消えて
緑ランプのみの点灯になります。
自分の場合は新品バッテリーだったので、
赤ランプのみの点灯はなく、
4時間ほど赤・緑ランプ状態での充電でした。
さて、新しいバッテリーを充電している間に、
古いバッテリーをバイクから取り外します。
まずは、フロントシートを取り外します。
サービスマニュアルだと
取り外さずに作業を行ってますが、
簡単に取り外せて、
その後の作業も楽になるので
自分は外しました。
外し方は
①の2つのキャップナットを外して、
②シートブラケットとシートの間を手でガバッと広げて後方に引くと取れます。
次は
シートが乗っていた台座部分(シートブランケット)を止めている矢印のボルト、ナットを引き抜いて、台座部分を取ります。
次にキーで解除したシートカバーを取ります。
すると四角いジャンクションボックス(ヒューズが入ってます)の奥の方にバッテリーのマイナス端子が見えてきます。
2ヶ所のプラスネジと上部突起で固定されている右サイドカバーを外すと、
赤いカバーに覆われたプラス端子がでてきます。
バッテリーを固定しているのは、
ジャンクションボックスを受けているバッテリーカバー、
固定しているのは矢印で示した赤丸のボルトなので、
ジャンクションボックスを外して、
バッテリカバーのボルトを外して取ります。
バッテリーの端子の取り外し。
取る時は、
マイナス→プラスの順番で!
後はガチャガチャした配線に注意しながらバッテーリーを取り出します。
中をみるとかなり白い粉で汚れてます。
これがデイトナの充電器が除去してくれるという
「サルフェーション」というヤツなんですね。
バッテリーの硫酸が結晶化してできたモノで、
これだけ表面に出ているという事は、
内部の電極板はもっと凄い状態で、
バッテリー自体かなり劣化しているはずです。
とにかく、新品に交換です。
充電の完了した新バッテリーを取り付けます。
取り外した時と逆の手順で、
端子の接続はまずはプラスから。
次にマイナス側です。
(ETCの端子も一緒につけてます)
カバーを付ける前に一度確認。
はい、ニュートラルランプが点灯しました。
接続OK!
点灯確認できたので、
バッテリーカバーをボルトで固定します。
少し奥の方なので、
マグネット付きの長いプラスドライバーがあると便利ですね。
後は右カバーや
シートカバー、
シートブランケット、
フロントシート
と取り付けていけば完了です。
とりあえずバッテリー交換はやりましたが、
実際に走る為には、
他にもいくつか作業が必要になります。
しばらく乗れずにいたエストレヤですが、
とても気に入っている車両なので、
コツコツと
いろいろ手をかけていきたいと思います。
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