エストレヤのバッテリーが
アガッテしまったので、
交換をしました。
自分のエストレヤは
2年半ほど前に中古で購入した、
98年式シングルシート、
前後ドラムブレーキ仕様の
エストレヤ・カスタムです。
確か最後に乗ったのは、
2019年にエイスケカフェさんで行われた
「エストレヤ ファンミーティング」だったと思います。
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2020/05/img_4446.jpg?resize=600%2C449&ssl=1)
その後、
コロナの影響でツーリングを控えていたので、
結果的に全然乗らず放置状態^^;
当然の如くバッテリーはアガり、
セルはおろか、
ニュートラルランプも点かない状態になってしまいました。
で、今回交換用に準備したバッテリーが
こちら、
GS ユアサのYTX9~BSです。
これから寒い季節に向かう時期なので、
信頼の日本製にしました。
(エストレヤにはキックがないし・・・)
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_6495.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
充電済みの新品ですが、
メーカーの保管期間等での自己放電で電圧は下がっているので、
取り付け前にフル充電しました。
充電に使ったのは、
デイトナのバイク用バッテーリー充電器。
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_6491.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
二輪・12Vバッテリー専用
防水・防滴仕様。
サルフェーション除去。
バッテリーの状況にあわせて
最大5工程の充電をしてくれる優れモノです。
自分は今回バッテリー交換前提の作業だったので使いませんでしたが、
車体にバッテリーを載せたまま充電できる、
「車体接続コード」も付いているので、
今後のバッテリーメンテナンスが楽にできそうです。
充電自体はとても簡単ですね。
本体の電源プラグをコンセントに差し込むと
緑のランプが点灯します。
充電器にクランプ接続コードを繋げて、
バッテリーのプラス端子に赤クランプ、
バッテリーのマイナス端子に黒クランプを接続します。
必ずプラスを接続してからマイナスを接続します。
作業自体は簡単ですが、
バッテリーを扱う場合は
接続の順番がとても大事です。
装着時はプラスからマイナス、
外す時はマイナスからプラス、です。
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_6499.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
充電状況はLEDランプの点灯で教えてくれます。
初めに赤ランプがついている時は
サルフェーション除去と75%までの充電で、
次に赤と緑ランプがついて、
ゆっくり満充電まで充電していきます。
最後充電が完了すると赤ランプが消えて
緑ランプのみの点灯になります。
自分の場合は新品バッテリーだったので、
赤ランプのみの点灯はなく、
4時間ほど赤・緑ランプ状態での充電でした。
さて、新しいバッテリーを充電している間に、
古いバッテリーをバイクから取り外します。
まずは、フロントシートを取り外します。
サービスマニュアルだと
取り外さずに作業を行ってますが、
簡単に取り外せて、
その後の作業も楽になるので
自分は外しました。
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_0660.jpg?resize=800%2C566&ssl=1)
外し方は
①の2つのキャップナットを外して、
②シートブラケットとシートの間を手でガバッと広げて後方に引くと取れます。
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_0658.jpg?resize=800%2C566&ssl=1)
次は
シートが乗っていた台座部分(シートブランケット)を止めている矢印のボルト、ナットを引き抜いて、台座部分を取ります。
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_0659.jpg?resize=800%2C566&ssl=1)
次にキーで解除したシートカバーを取ります。
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_0661.jpg?resize=800%2C566&ssl=1)
すると四角いジャンクションボックス(ヒューズが入ってます)の奥の方にバッテリーのマイナス端子が見えてきます。
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_0662.jpg?resize=800%2C566&ssl=1)
2ヶ所のプラスネジと上部突起で固定されている右サイドカバーを外すと、
赤いカバーに覆われたプラス端子がでてきます。
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_0663.jpg?resize=800%2C566&ssl=1)
バッテリーを固定しているのは、
ジャンクションボックスを受けているバッテリーカバー、
固定しているのは矢印で示した赤丸のボルトなので、
ジャンクションボックスを外して、
バッテリカバーのボルトを外して取ります。
バッテリーの端子の取り外し。
取る時は、
マイナス→プラスの順番で!
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_6523.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
後はガチャガチャした配線に注意しながらバッテーリーを取り出します。
中をみるとかなり白い粉で汚れてます。
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_6525.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
これがデイトナの充電器が除去してくれるという
「サルフェーション」というヤツなんですね。
バッテリーの硫酸が結晶化してできたモノで、
これだけ表面に出ているという事は、
内部の電極板はもっと凄い状態で、
バッテリー自体かなり劣化しているはずです。
とにかく、新品に交換です。
充電の完了した新バッテリーを取り付けます。
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_6560.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
取り外した時と逆の手順で、
端子の接続はまずはプラスから。
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_6562-1.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
次にマイナス側です。
(ETCの端子も一緒につけてます)
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_6564.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
カバーを付ける前に一度確認。
はい、ニュートラルランプが点灯しました。
接続OK!
![](https://i0.wp.com/ignitioncublife.com/wp-content/uploads/2021/11/img_6569.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
点灯確認できたので、
バッテリーカバーをボルトで固定します。
少し奥の方なので、
マグネット付きの長いプラスドライバーがあると便利ですね。
後は右カバーや
シートカバー、
シートブランケット、
フロントシート
と取り付けていけば完了です。
とりあえずバッテリー交換はやりましたが、
実際に走る為には、
他にもいくつか作業が必要になります。
しばらく乗れずにいたエストレヤですが、
とても気に入っている車両なので、
コツコツと
いろいろ手をかけていきたいと思います。
![](https://i0.wp.com/www15.a8.net/0.gif?resize=1%2C1&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/www16.a8.net/0.gif?resize=1%2C1&ssl=1)
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