ハンダゴテを買って取り合えず小さなキットでLEDを光らせたので、
今回はラジオキットの作成にチャレンジしてみようと思います。
選んだのは、株式会社イーケイジャパンの「AM/FM DSPラジオTK-739」です。
創立25周年記念パッケージ ELEKIT(エレキット) AM/FM DSP ラジオ TK-739D
電波をデジタル処理するDSP方式のICを使ったラジオで、AM/FMバンドに加えてワイドFMにも対応していて、パワーアンプICで音もしかりなる実用的なラジオが作る事ができるキットです。
パッケージは創立25周年記念ということで「Dr・スランプ アラレちゃん」のイラストが入ってました。型番のTK-739の後に付いているDはDr・スランプのDですかね。そういえばアラレちゃんは、せんべい博士が造ったロボットでしたよね。確かに電子工作に関係ありますね。(笑)
対象年齢10才から大人まで楽しめると書いてあります。
それでは、楽しませていただきましょう(笑)
ただ、自分がこれを選んだ1番の理由は、
本体のキット・組立説明書とは別に、
はんだ付けの練習ができる「はんだ付けトラの巻き」と「はんだ付け練習基板」が付いていることです。
つまり、はんだ付け初心者向けのキットでもあるわけですね。
「はんだ付けトラの巻き」は小さな16ページの冊子ですが、電子工作の基盤とコードのハンダ付けに特化していて、とてもわかりやすくまとまっています。これを読むとネットなどでバラバラに仕入れた知識がスッと頭の中で整理される感じがします。
「はんだ付け練習基板」、こちらも小さいながらも、①基板のしくみを知ろう ➁はんだを付けてみよう ③部品をはんだ付けてみよう と3つのパートにわけて段階的に練習できるようになってます。
①では実際にプリント基板をマイナスドライバーで削って銅箔を確認します。➁③でハンダ付けのコツをつかんでいきます。数をかぞえるとうまくいくんですよね♪
さて、いよいよラジオ本体の組み立てです。
綺麗に区分けされている部品を基盤にはんだ付けしていきます。
といっても、ラジオの心臓部である超細かいラジオICはすでに基板についているので、キットで実際に付けるのは、細かいところでは、抵抗やコンデンサ、アンプICなどになります。
組立説明書がとても丁寧なのと、基板にも場所が表示されているので、取付に迷うことはないと思います。
ただ、はんだ付けは頑張らないと💦
「はんだ付けトラの巻き」に書かれていたやり方を思い出しながら、ひたすらコテをあてていきます。
ボリュームを2つ付けて、スピーカーを配線して、
その上から、スペンサー経由で電池ボックスを取り付けます。
前面上部にAMバーアンテナ、背面から上に向けてFMアンテナを取り付ければ完成です。
単三電池2本(別売り)を電池ボックスに入れてダイヤルを回してスイッチをいれると、
ザーザーっとノイズ音、
おそるおそるチュー二ングダイヤルを回すと、
ちょっと信じられないくらいクリアーな音が
ハンダでつながったばかりの基板のスピーカーから流れてきました。
やはり、この瞬間ですよね。
今回は一発でうまくいきました。
2つの大きなダイヤルとバーアンテナが特徴的な、基盤剥き出しの武骨なデザインがカッコイイこのラジオは、特にFMの音がキレイです。
お気に入りの1台になりそうです♪
追記:自分が買ったアラレちゃんの創立25周年記念パッケージTK-739Dは「生産完了」になってしまったようです。
通常パッケージのTK-739はこちらになります。
↓いいねボタン、
押して頂けると嬉しいです。