丘陵地帯の風力発電の林を抜けて、漁港と醤油の町、銚子へカブに乗って行ってきました。
今回のツーリングの目的のひとつは「観音食堂 丼屋 七兵衛」さんでサンマの漬丼を食べること。
6月に「入梅いわし」という一年の内でもっとも脂がのった銚子のイワシの漬丼を食べに行って、
とても美味しかったので、今回は秋の旬の魚、サンマを、という事で訪問しました。
駐車は大型バイク3台ぐらいまで停められるスペースがあるのでバイクで行っても安心です。
お店の人に聞いたら前の赤く塗った所を教えてくれました。ちなみに上の写真は記念撮影の為に一時停車させただけで、駐車スペースではないので、念のため。
日曜日のお昼頃の到着でしたが、今回は並ばずに、すぐに入る事が出来ました。
こじんまりとした店内は、和のテイストに包まれた小粋な空間、BGMの祭ばやしがとてもセンスが良いです。
そして、自分が特に気になったのは、壁の板に直接、有名な絵師さんが描かれたという、こちらの絵。
「観音界隈の図」、今でいうイラストマップでしょうか、なんとも味わい深いです。
さて、食事、食事、メニューを見ましょう。
丼のみだと800円で、定食にするとつみれ汁と小鉢物、香の物が付いて1100円です。
今回注文したのは、もちろんサンマ、「さんま漬け丼の定食」を注文しました。
ちなみに旬ではない前回食べた「いわし」はテープで隠されてました(笑)
約10分程でやって参りました。
基本サンマというのは焼き魚の代表みたいな魚だと思っていましたが、こんな食べ方があるんですね。
まるでトロのような食感のジューシーでプルプリのサンマが、お店独自のタレと絡まって、実に美味しいです。
もちろん、魚独特のくさみもなく、小骨もありません。
銚子で水揚げされたばかりの新鮮な魚と、こちらのお店の「魚の旨を増し、特有の臭いを消す」特許製法により実現した、
まさに「今、ここでしか食べられない味」ですね。
さらに、定食についているつみれ汁のつみれは「ミキサーや、すり鉢は使わず、包丁のみで手間ひま惜しまず造った自慢の一品」だけあって、口のなかでスッと旨みがひろがる秀逸の食感でした。
接客も料理と一緒で、丁寧でとても好感がもてます。
食後のデザートにカステラが出ました。
以前お邪魔した時にお聞きしたのですが、2件ぐらい先のカステラ屋さんからのサービス提供だそうです。
こちらも美味しく頂きました。
まさに感謝、感謝、です(笑)
ご馳走様でした!