英語多読を始めて1年、
約260万語を達成しました。
その経緯については、
前「英語多読をやってみた!」に記しましたが、
今回は具体的に、
どのような本を読んだか、
について書いていきたいと思います。
英語多読と言っても、
いきなり分厚いペーパーバックや
難しい英字新聞を読むわけではありません。
最初はごくごく簡単な本から始めます。
簡単な本、
まず多読を始めるのには、
英語を外国語として学ぶ学習者向けに
段階的に書かれた、
Graded Readers (略・GR)と
英語を母国語とする児童向けの
段階別学習絵本、
Leveled Readers (略・LR) が勧られています。
段階というのがキモですね。
簡単な本から順番に読み進めることができます。
自分の場合は図書館に、
LRのOxfords Readings TreeのKipperシリーズが置いてあったので、
これから始めました。
イギリスの多くの小学校の教科書や副読本として使われている、
Kipper少年とその家族を中心としたお話です。
1番最初のレベル0は、文字が一切ない本当の絵本です。
ここから始めて、徐々に語数が増えていきます。
ストーリーも日常で起こった事から、
マジックキーという不思議な道具を手に入れて、
いっきにファンタジー色がたかまり、
歴史・冒険モノへと展開し、
少ない語数ながら、面白くなっていきます。
KipperシリーズはLever9までで、
YL(Yomiyasusa Level・読みやすさレベル)が1.0、
語数で約7万語です。
このシリーズを読み終えてから、
GRもやさしいレベルから、
順次・複数読み始めました。
主に読んだGRは、
・Penguin Readers
・Oxford Bookworms Library
・macmillan Readers
どれも幅広いレベルをカバーした代表的なGR。
古典・人気小説・映画の要約・など内容多彩。
・Cambridge English Readers
全編オリジナルの書き下ろし。
サスペンスやホラーもあります。
・Cengage page Turners
こちらもオリジナルストーリーで、
高校生・大学生が主役の学園モノが中心。
イラストにクセがありますが読みやすいです。
・Longman Info Trail
科学読み物やモノの歴史などの
ノンフィクションのシリーズ。
英語以外の勉強も出来ちゃいます。
けっこうタメになりますよ。
・Scholastic Readers
雑誌のようにフルカラー写真満載で
映画タイトルが充実していて
取っつきやすいです。
さらに多読を進める上で欠かせないのが児童書。
英語圏の小中学生のために書かれた本です。
こちらもYLにあわせてその時々で
自分のレベルにあったモノを読んでいきます。
代表的なモノを2つ。
まず初期の段階で読んだのが、
Nate the Great です。YL1.2〜2.0
子供探偵Nateが愛犬Sludgeと共に、
事件の謎を解くお話。
事件と言っても探しものレベルですが、
その気になってトレンチコートを着て、
ハードボイルド風のセリフで決めているのが面白いです。
パンケーキが大好きなところがカワイイ。
自分的には友達のちょと変わった女の子、Rosamond(と猫たち)が気に入ってます。
一話完結で物語の後に、
毎回ストーリーに関連した解説や、
なぞなぞクイズなどもあり楽しめます。
もう一つは、
Magic Tree House 1巻〜28巻 YL2.4
多読を始めるまで自分は知りませんでしたが、
とても有名な児童書のようです。
読書好きの8才の兄Jackと、
活動的な7才の妹Annieが、
不思議なツリーハウスで、
世界中をタイムスリップするお話。
恐竜や中世のお城、古代エジプトなど、
毎回、場所も時代も様々。
あわせて衣装も変わるので、挿絵も魅力的です。
28巻までは4冊ごと1つのお話が完結します。
次のシリーズMerlin Missions (YL2.6)では1冊で一話完結となります。
まだまだ別シリーズとして続くみたいです。
以上簡単ではありますが、
1年間・260万語の多読した本の概要をまとめてみました。
参考図書:
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