銚子電鉄の外川駅へカブに乗って行ってきました。
銚子電鉄は路線全長がたったの6.4㎞、銚子駅から全部で10駅の、千葉県の東の先っぽを走る、小さなローカル線です。
その終点の駅が「外川駅」です。
特に予備知識はなかったのですが、ネットでたまたま、郵便マークの入ったMDラビットスクーターを見たのを思いだして、行ってみようかと、自分のカブもカブプロで郵政つながりと言う事で。
屏風ヶ浦を横目で見ながら、漁港の町の坂をグイッとあがると、
レトロな木造駅舎の外川駅に到着です。
なんでも、大正の開業時から何度も修復を繰り返している建物だそうです。
駅構内もレトロ感にあふれていて、「発着時刻表」や「旅客運賃表」が手書き文字で書かれてます。思わず実際に今も使われているものなのか聞いてしまいました。
そして、ホームへ出て、右手をみると、お目当てのものがありました。
郵便マークの入った富士重工のスクーター「ラビット」です。
しかし思った以上にヤレヤレのサビサビで、立派なレストア候補車両になってました(汗)
海が近いからサビるのも早く、野ざらしだと流石にキツそうです。
ところで、外川駅は「駅名愛称のネーミングライツ」の取り組みで「ありがとう」という名前がついています。
終点駅に相応しい、素敵な名前ですね。
駅舎の右手には、なんと懐かしい赤い丸ポストがあります。「ありがとうポスト」と命名されているそうで、きれいに再塗装され、「感謝の言葉」が白い文字で鮮やかに書かれてます。
そして、さらに目を引くのが更に右手の電車「デハ801」
無料公開中という事で中へ入ってみます。
中の案内板によると、もともと伊予鉄道で使っていた車両を譲り受け、運行。
老朽化により引退後は車内を「ノスタルジー館」として利用。去年(2017)閉館後、車内を運行当時の姿に戻して無料公開。
と言う事で、この姿に戻ったのは、つい最近みたいです。
そして、銚子といえば、「澪つくし」、ここはロケ地として何度も使われてたようです。
かなり前の、沢口靖子さん主演のNHKの朝ドラですが、今でも人気あるんですね。
たしか、ヒゲタ醤油の資料館にもロケ中の写真があったような。
是非、ぬれ煎餅でもパーティ開いて頂きたいです(笑)
小さな駅ですが、思いの外見どころ満載で、びっくりしました。
ローカルならではの居心地の良さ、古き良き時代への郷愁が感じられる駅です。
他の銚子電鉄の駅にも行ってみたくなりました。
もちろん、カブに乗ってですが(笑)
という事でいつものように記念撮影して帰りますか。
え、電車が来たって?
あっ、ちょっと見てきます(笑)